熊の駆除で貰える報酬額はどれくらい?その後どうなる?食べるのは本当?

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熊の駆除で貰える報酬額はどれくらい貰えるのか、駆除された熊はその後どうなるのか?食べるのは本当なのか調べました。

熊の駆除によって支払われる報酬額は自治体によって変わりますが、2万円前後とするところが多いようです。

駆除された熊はその後、多くは埋め立てか焼却処分されるそうで、一部が解体工場に持ち込まれてジビエ(天然の野生鳥獣の食肉)として加工されます。

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熊の駆除で貰える報酬額はどれくらい?

熊の駆除に対して支払われる報奨金について調べたところ、だいたい2万円前後のところが多いことが分かりました。

自治体によっては猟友会の人員が足らずに、1頭あたりの報奨金を高く設定している地域もあるようです。

学習放獣とは人里を怖がるように教えて山に放す方法のことを言います。

クマ意外にもイノシシやサルなど有害鳥獣の駆除に対しても、幼獣か成獣かで8,000円~20,000円前後の報奨金が設定されています。

毎日に狩れるものではないですし、クマの場合は命と隣り合わせで狩猟することになるので、それを考えると20,000円ってけっこう安く感じてしまいますね。

駆除された熊はその後どうなる?食べるのは本当?

駆除された熊の多くは焼却か埋め立てることが多く、一部が食肉処理工場に持ち込まれてジビエに加工されます。

筆者も食べたことがあるんですが、とても美味しいのにほとんどが処分されてしまうとは驚きでした。(生姜やにんにくが効いた豚汁ならぬ熊汁として頂いたんですが、食感は豚肉に近くて臭みもなく、うま味の強い汁でした)

中華料理では王朝の王様にも献上されていたと言われ、クマの手のひらは高級食材として扱われるようで上記で紹介した「株式会社ジビエ工房」でも左右セットで税込み108,000円(消費税抜き+8%)で販売されていました。

諸説あるようでネットだと「右手」という情報が多かったんですが、ウィキだと左前足が最上級と書かれていました。

また熊の胆のうである熊胆(ゆうたん)からは動物性の生薬(漢方薬)が作られるということで、以前はこちらも高値で取引されていたようですが、現在は安い中国産の流通が多くて国産はあまり値が付かないそうです。

熊肉は獲れる時期(食べものや冬眠前後の脂のり)や、狩猟後の処理(血抜きや絞め方など)によって味が大きく変わるようで、熊肉を出す料理店では信頼したハンターからしか仕入れをしない店もあります。

熊が獲れるのは山奥が多く、足場の悪い場所で絞めたり解体、食肉処理場への運搬が大変なことから希少なお肉となっています。

また、クマの毛皮が高く売れるという情報もあるようですが、ヤフオクなどを見れば分かるようにきちんと売れる状態に加工したものが1~2万円程度で、ほとんどが加工の手間賃と言えるような状況です。

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まとめ

  • 熊の駆除で貰えるのは1頭2万円前後
  • 駆除された熊はほとんどが焼却か埋め立て、一部が食用に加工される

熊の駆除で貰える報酬額はどれくらい貰えるのか、駆除された熊はその後どうなるのか?食べるのは本当なのか調べました。

熊肉を食べたことのある身としては、ほとんどが流通せず埋め立てか焼却処分されてしまうということを知りとても勿体なく思いました。

ただ、クマを捕獲しても処理の方法によって味が変わってしまい、山の中では処理が困難というのも理由のようです。

ただ駆除されてしまうのでは熊に申し訳ないので、こういった課題をクリアして多くの方に熊肉を味わってもらえたら良いなと感じました。

また、クマの駆除に反対する団体「熊森協会」について調べたところ、普通にクマがでる北海道や青森にも支部があってびっくりしました。

クマの駆除に反対する「熊森協会」ほぼ出没しない場所からクレームか?
クマの駆除を反対する「一般財団法人 日本熊森協会」の活動拠点を調べたところ、ほとんどはクマが出没しない地域に事務所がありました。全国で住所が分かった事務所の支部などをまとめました。

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