NHKの朝ドラ「虎に翼」で主人公「猪爪寅子(いもつめ ともこ)」のとなる兄「直道(上川周作)」のモデルはいるのか?史実との違いや今後についてまとめました。
まず、猪爪寅子のモデルとなった三淵嘉子に兄はいません。
弟が4人いて、とても優秀で三淵嘉子も一目おいていた長男の一郎は戦死しています。
虎に翼の兄「直道(上川周作)」のモデルはいる?
NHKの朝ドラ「虎に翼」で主人公「猪爪寅子(いもつめ ともこ)」のモデルは三淵嘉子(みぶち よしこ)には兄はいません。
伊藤沙莉さん演じる寅子のモデルとなった三淵嘉子の実家の家族構成は「三淵嘉子が育った実家「武藤家」の家族構成」をご覧ください。
「俺にはわかる」のセリフが愛らしい上川周作演じる兄役「直道」は恐らく、三淵嘉子に4人いた弟の長男「一郎」ではないかと思われます。
ただ、ドラマの中では学歴や仕事についてはあまり語られていませんでした。
そのため、他のキャストとは異なり、兄「直道」と武藤一郎が結びつくような内容(就職先や学歴)はありません。
ドラマと共通する点としては結婚して子供がいたという点くらいです。
尾崎「三淵嘉子さんというモデルの方はいらっしゃいますが、フィクションとして、エンターテイメントとして再構成はしますと銘打っています。
引用:Yahoo!ニュース 2024/4/1 朝ドラ「虎に翼」は日本初の女性弁護士・三淵嘉子がモデル。史実とのバランスをどうするかCPに聞いた
これについては制作統括の尾崎さんが上記のように語っていることから、これ以上の追求は難しいと思って良いでしょう。
「虎に翼」寅子の兄「直道」のモデルは武藤一郎説が濃厚?どんな人物だった?
直道のモデルと思われる武藤一郎さんは1916年に生まれ、寅子のモデル三淵嘉子の2歳下でした。
泰夫によると、しっかりした性格の一郎は、一家の代表として家族全員が頼りにしていた存在だったという。
家族の中でもしっかりとしていた一郎さんは武藤家の長男ということもあり、三淵嘉子も一目を置いていたことを、三淵嘉子の末の弟 泰夫さんが語っています。
ドラマでは少しコミカルな役になっていますが、下の子のしつけなども厳しかったそうです。
長男一郎さんは横浜高等商業学校(現在の横浜国立大学経済学部・経営学部)卒業後、日立製作所に入った
そんな一郎さんは横浜高等商業学校卒業後、日立製作所に入って働いていたそうです。
三淵嘉子ほどではありませんが、高等商業学校を卒業していることから、一郎さんもまたエリートだったことが分かります。
「虎に翼」寅子の兄「直道」はこの後どうなる?ネタバレ注意
昭和19(1944)年6月に、三淵のすぐ下の弟で長男だった武藤一郎が戦死した。輸送船で沖縄に向かう途中、奄美諸島の南で船が沈没したためだった。
直道のモデルと思われる武藤一郎さんは1944年に妻子を残し戦死してしまいます。
虎に翼はフィクションとして描かれるので、兄の直道は助かるかもしれませんが、現在進行形のドラマでは戦争の色が強くなってきています。
史実では三淵嘉子は短期間に身内を何人も亡くします。そしてそこから一郎さんの残した妻子や弟を食べさせていくために立ち上がるので、恐らく兄 直道の死もドラマ内で描かれるのではないかと思われます。
まとめ
- 寅子のモデルである三淵嘉子に兄はいない
- 猪爪直道のモデルは武藤一郎説が濃厚
- 直道のモデルと思われる武藤一郎は1944年に戦死している
NHKの朝ドラ「虎に翼」で主役の猪爪寅子の兄 上川周作が演じる「猪爪直道」のモデルはいるのか、史実との違いや今後どうなるのかをまとめました。
虎に翼はフィクションなので、どこまで史実通りに進めるのか分かりません。
最近の放送では戦争の影も見え始めているので、直道の今後が気になりますね。
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